寝て起きてまた寝て起きて(0504〜0506)

5/4

『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』良かった。加害性に自覚的でありたい。その場の空気に同調した方が楽なんやけど、それでもやっぱり自分が言いたくないと思ったことは言わないでいたい。表題作も良かったし「バスタオルの映像」も良かった。「攻撃的・暴力的なことを言った方がウケがいい」っていう芸人さんが出てきたけど、そのウケってなんのために取るんやろう。

本を読んで「良かった」っていうのは、なんか評価してるみたいで嫌やなと思うねんけど、かと言って読んで良かったなって思うものすべてに「好き」って言葉はあてはまるわけではないし、「考えさせられる」って言葉は思考停止っぽいなと思うから使いたくない。から、結局「良かった」になっちゃう。自分の思ってることにちょうどあてはまる言葉を選ぶのは難しい。

ドラッグストア行って散歩。川沿いでピクニックしてる人多くてビビる。川と在る街やな〜と思う。川があることを前提にきれいに整備されてる。知らんけど。実家の前の川とは全然ちがうな。普段はそこにあることも意識せんくて、どこかと繋がってるとか全然思えへんのに、大雨のあと水位が増した時の存在感が怖かった。川がいる町やな〜。どっちが良いとか悪いとかはではなく、ただちがうなと思う。

人と話してるときでも、ただ素直な感想言ったつもりやけど、あっこれ非難めいて聞こえてるかもって思うことよくある。いつかのシゲ部で「シゲ部リスナーはエクスキューズが多い」って言ってたんがめっちゃおもろくて時々思い出す。そんなこと言うパーソナリティいる!?!?っていうおもろさと、いやあなたが言う!?!?っていうおもろさと。

 

 

 

5/5

今日めっちゃ寝てまう日やな。めっちゃ寝た。ベランダでちょっと本読む。室外機が吊られてるから、コップとか置きたいけど置けへん。落ちてこんとはわかってても、ふと上見たら室外機があるんビビる。でもそんなこと言ったら、建物も同じやなと思う。10何階建ての2階に住んでるけど、頭上で何人もの人が生活してると思うと不思議。多分上の階の人が頻繁にっていうほどでもないけど、どんどんうるさい。何の音なんやろう。ただ歩いてるだけでそんな音せんよな〜と思う。体重重いんかな。背負い投げされて床に放り投げられなそんな音せんと思う。

自分の子供が欲しいっていう気持ちについて、子供がいる人とか、欲しいって思う人に聞いてみたいなと思ってる。けど、もしかしたら聞くことによって傷つけるかもとか、気味悪がられるかなと思うと怖くて聞けへん。誰になにをどこまで聞いていいか、とか、どこまで踏み込んでいいんかって難しい。ちょっと話は違うけど、上司から恋人がいるか聞かれるとセクハラなんやろうけど、じゃあ特に話したくない同性の友達から聞かれたら?とか。同級生で恋愛の話ばっかりする子とかいて、そういう子とは自然と疎遠になったけど、恋愛の話ばっかでおもんないな、もっとあなたが興味あることとかおもろかったこととか聞きたいって思ってたけど、その時のその子の関心が恋愛にあったからなんかな、っていまさら思う。あっちにも、こいつ恋愛の話全然せんからおもんないと思われてたかもしれんけど。

 

 

 

5/6

喉のかわきが我慢できんくて起きる。季節変わってるやん。献血行きたいなと思うけど、無症状で罹ってたら、血は問題ないん?と思うと躊躇う。前に献血しようと思ったときは、就活中に梅田で、濃度がたりひんとかなんかで結局やれへんかった。梅田歩いてると、「あっここの建物就活でいったな」って思い出すことがたまにある。けど、どんな会社の説明会やったとか面接やったとかは、はっきりと思い出せへん。

『夏物語』読み終わった。すごかった。すごかった。どうでもいいけど、携帯電話のことを「携帯」じゃなくて「電話」って略してるのは珍しい気がする。「電話」って言われると固定電話を思い浮かべるから、「電話のメモ」とか書かれてると、一瞬わからんくなる。