町に出られないなら書を読もう

ということで、私が2020年読んだ中で特におもしろかった本まとめ。

家から出なくても、電子書籍ですぐ読みたい本を手にできるのめっちゃ快適。

 

 


◾︎結婚の奴/能町みね子

結婚=恋愛ではないなと感じさせてくれた。既存の枠に押し込めず人と関係を築きたいな〜。誰かの幸せは他の人の価値観を否定するものではないよね。

結婚の奴

結婚の奴

 

 


◾︎三の隣は五号室/長嶋有

再読。長嶋さんの文章を読むたびに、自分は世界を荒くみてるな〜と思う。解像度が上がる。

三の隣は五号室

三の隣は五号室

  • 作者:長嶋 有
  • 発売日: 2016/06/08
  • メディア: 単行本
 

 

 

◾︎流浪の月/凪良ゆう

真実と事実は違う。一気読みした。

流浪の月

流浪の月

  • 作者:凪良 ゆう
  • 発売日: 2019/08/29
  • メディア: 単行本
 

 


◾︎永い言い訳/西川美和

こちらも再読。さちおくんのどうしようもなさが愛おしくなってしまう。

永い言い訳 (文春文庫)

永い言い訳 (文春文庫)

 

 


◾︎言い寄る/田辺聖子

共感できるところは一切ない、でも超おもしろかった!!!!(「共感できなくておもしろくなかった」とか言うやつなんなん?お前の感受性が乏しいだけちゃうんけ?共感を超えていくことを楽しめよばーかばーか)(特技:仮想敵に怒る)

乃里子シリーズ3作目はまだ読んでないので楽しみ

言い寄る (講談社文庫)

言い寄る (講談社文庫)

  • 作者:田辺 聖子
  • 発売日: 2010/09/15
  • メディア: 文庫
 



◾︎とにかくうちに帰ります/津村記久子

こちらも解像度があがる。生活って、あれ食べようとか、こいついいやつやんってちょっと見直すこととか、全然知らん人を自然と思いやるとか、そういうことの積み重ねやんな〜

電子にも西さんの解説も収録されててうれしかった……電子書籍の文庫、解説ついてない確率高すぎる……

とにかくうちに帰ります (新潮文庫)

とにかくうちに帰ります (新潮文庫)

 

 


◾︎そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ

一気読み、最後号泣。

【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された

【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された

  • 作者:瀬尾まいこ
  • 発売日: 2018/02/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 


◾︎できることならスティードで/加藤シゲアキ

あまり託しすぎることは不健康だと思いつつ、それでも、「私が好きなのはこんな人です」っていう私自身の紹介として、人に渡したい本。

できることならスティードで

できることならスティードで

 

 


◾︎太陽のパスタ、豆のスープ/宮下奈都

生活に対して背筋が伸びた。というと堅苦しいけと、ちょっと明日からがんばろうと思えた。

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

  • 作者:宮下 奈都
  • 発売日: 2013/01/18
  • メディア: 文庫